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ポ**ル
心理占星学の基本図書
アストロロジーに最近の心理学的なアプローチを適用している。心理占星学の基本図書。手際よくまとめられていますが、なかなか内容の濃い本です。アロヨーの初期の著作ですが、内容はとても良いです。心理占星学の最初の本としてもおすすめです。
A**O
通読の途中、ルディアの著書を、読んでいるかのような、錯覚に陥ったのを憶えている
ステファン・アロヨStephen Arroyo(1946〜)に拠る、占星術と心理学との、統合を述べた著書('75年)で、CRCS出版"A MODERNCLASSICS"の一冊。著者、アロヨ氏のプロフィールは、ルイス『占星術百科』にも、項目立てが、なされているが、大学での学位等を、多く獲得なされた方である事、そしてかのレグルスRegulus賞等、占星術界に於ける、誉れ高きアワードを、受けた方である事を述べておこう。関係各位への謝辞で、特筆すべきは、著者が、本書での、引用を許可下さった著者・出版社のリストを、挙げているのであるが、これが13冊分にものぼる事である。たしかに、本編通読にあたり、レヴュアーは、著者に拠る引用文章の量は、なかなかなものだな、と思う事しばしばであったのであり、なかでも、氏が直接、師事なさった、かのルディアD.Rudhyarのそれは、しばしば出て来る−余りにも出て来るので、途中、ルディアの文章が主で、著者のそれが従であるかの如く、勘違いしそうになる位だ。さて内容であるが、タイトルのなかの、2つの語である、占星術・心理学については、Pt.1(〜p.68)が、そして、4つのエレメントについては、Pt.2(p.69〜170)が、それぞれ充てられており、これらが、占星術ならびにそれが"Counselling Arts"で用いられる事とが、結び付けられるさまが、見事に論じられたものとなっている。Chap.3以降は、アメリカでの占星術や、占星術がいにしえの神話の代用となりうる事が、様々な角度から、くりかえし述べられる(レヴュアーいわく、このへんの、くりかえしぶりは、かのルディアの文章をリアルタイムに読み、その影響をダイレクトに受けた、著者ならではのもの、といえようか)。Pt.2 冒頭Chap.9のタイトルは、「占星術:エネルギーの言語」。サブ・タイトルにも用いられた、エネルギーの語が使用される。このPt.2からはエレメントやサイン、天体にかんする叙述と、それらを心理学や相性・人間関係と結び付け、利用してゆくさまが述べられており、一通り、占星術の基礎を、学んだ方から、通読を推奨させて頂く。
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