HGBD:R Gundam Build Divers Re:RISE Earth Sley Gundam 1/144 Scale Color-coded Plastic Model

○十年ぶりに「ガンプラ、作ってみようかな？」と思い立ち、コアGコンセプトが気になっていた「Re:RISE」のキットを買ってみました。11月時点で定価以下のキットはこのシリーズしかなかった、ということもありましたが（笑）。（未だにガンプラ・バブルって、続いていたのですね）久々に触ってみると色々とアップデートされていて、20年前のHGシリーズとは比較できないほど完成度が高くなっていました。まず成形色が設定色とほぼ同じ、かつキット表面の光沢が落ち着いているため、無塗装でも十分な見栄えになります。（昔のキット表面はペカペカしていたので、無塗装だと「おもちゃ」感が半端なかった気がします）また色分けも設定画に沿って分けられており、色分けされていない細かな部分は、付属のシールを貼るだけで、ほぼ設定画通りの外観になります。スジ彫り部もシャープでエッジが効いているため、墨入れは格段にやり易くなっていました。接着剤不要のはめ込み方式は、10年以上前から主流にはなっていましたが、昔のHGはうっかり組むと外すのが大変（だいたいピンが折れる）でした。このキットでは、組んでしまっても比較的簡単に外すことができ、部品への大きなダメージもないため、気軽に仮組みが出来る点がよいですね。（さすがに何度も繰り返すと、はめ込み部がユルユルにはなってしまいますが・・・）唯一の難点は、色分けが進んだ分、小さい部品が多くなって組みにくくなったことです。（老眼が入ってきた目では、色々とツライものがあります・・・）キット自体の特徴としては、コアGコンセプトの肝である「コアGとしてのプロポーション」と「各アーマー装着時のプロポーション」をうまく両立させていると感じました。アーマーとのドッキング方式も、アニメの設定をしっかりとトレースしており、少年時代にこのようなキットがあれば、遊び倒していたと思います。また個人的にコアG系のキットで「良い点」と感じるのは、各製品間での「パーツ互換性の高さ」です。成形色が異なるだけのパーツなので、当たり前のことかもしれませんが、複数のキットを買うことで塗装をしなくても自分好みのカラバリが作れる点は、素組み派にとって大きな利点だと思います。（バンスピの販売戦略に乗せられている気がしないでもないですが（笑））加えて「ハードポイント」となる「差し込み用の穴」はΦ3mmが多いため、他原作のキットからパーツを流用することも、さほど難しくないように感じました。と言うことで「俺Gを手軽に作れるキット」という特徴を生かし、複数キットの良さ気なパーツを持ってきて「EARTHREE Refine（脳内設定）」を作ってみました。（一部、○十年「積みプラ」になっていたキットのパーツも使いましたが・・・）墨入れ＆プチ塗装で、簡単に俺Gができる！・・・良い時代になりましたね。あとは供給が安定し、適正価格で購入できるようになることを祈るのみです。

顔立ちは昨今流行りの目つきの鋭いイケメン顔ではなく、どちらかといえば柔和で優しさを感じるフェイス。間の抜けた顔と捉えるか、愛嬌を感じるかで評価が分かれそう。コアガンダムは正直出来損ないのパチもんみたいな印象が拭えませんが、アースリィは等身も高くなり、アーマーのボリュームもあるのでなかなか見栄えします。武装もライフルにビームサーベル・シールドと定番の物が付き、ライフルとシールドにドッキングギミックもあるなど遊びの幅はまずまずです。可動域は腰の前後の可動がないのが唯一の難点で、それ以外は問題なし。接地性も十分ですが、足が小さく接地面が狭いので重心はある程度整える必要があります。機体のイメージ的にも、ディスプレイベースで浮かせて展示したほうが無難。あと、作りやすい部類には入りますが、全体的にランナーが太めで意外と細かいパーツがあるので紛失注意。定価でも十分なコスパですが、バンダイの再販努力のお陰か定価未満での購入がしやすくなっています。BDシリーズのデカールも最近発売されたので、これを期に買ってみてもいいと思います。

シールが少なめで組みやすいですですが脚部パーツをコアガンダムにはめるのに手こずりました(個人的な腕前の問題かもしれません)シールを貼る際も小さなシールが多いので繊細な注意が必要だと思います

アニメが面白くて、これは始まりの機体であるアースリィも確保しておかねば！となって購入しました。コアガンダムは小柄で愛嬌があり、アーマーを装着すれば正統派なカッコよさ。アーマーのミキシングも楽しいし、バックパックは非常に汎用性に富む素晴らしいガンプラだと思います。特に足首のギミックが個性的。これまでは上を向いたポリキャップに垂直にはめ込んでいた足を、スリッパなんかを履くみたいに横向いたポリキャップへL字の足首をはめ込む形になっています。これによって足首の可動域がこれまでとダンチ！ 良く考え付いたなと感心しました。以前は店頭でよく見かけましたが、アニメの配信再開で順調にはけているようなのが嬉しい。※最終回視聴後追記よもやアルスコアガンダムへの装着までアニメ本編でやるとは販促ガチすぎじゃないですかね？そらお店の棚からコアガンダム系消えるわ。地味に肩の爪パーツのみを他のアーマーのと簡単に付け替えもできるので、是非あなただけのコアガンダムを作ってみてください。

中学1年生の息子の意見です。組み立てるのは簡単でした。可動域が広く、このシリーズの商品が他のHGシリーズの商品と一部合体させたりすることもできるので、遊び方も広がるし、飾り方も楽しめます。ただ背中のビームサーベル部分のパーツが細く折れてしまったそうです。

コアガンダムの背面、サーベルが収まるパーツに、左右とも裏表に白いヒビが入りました。

1540円

2体目を購入しました。何より基本色なので。ちょいと頬の所を削ると見た目スッキリしますのでオススメです。