Marvel's Spider-Man: The Art of the Game Hardcover – September 11, 2018

元々スパイダーマンは大好きでしたが、ゲーム版をプレイして、そのあまりの出来の良さに感動してしまい、ゲームをクリアしてもいないのに、本書を購入してしまいました。 スパイダーマンを始めとする各キャラクターたち、舞台となるN.Y.のロケーション、ウェブシューターなどのガジェット類、その他（武器、車、看板や落書きアートまで！）ありとあらゆるもののコンセプトアートが数多く掲載されています。ゲーム内ではスパイダーマンのコスチュームが多数登場しますが、残念ながらその全部は掲載されておらず、こちらはちょっと残念。その一方で、ヴィランの一人、ショッカーのコスチュームは17種類もの初期デザインが掲載されていて、これがどれもカッコよくてシビれました（ショッカーだけにね！）。また映画にも登場したドク・オクやバルチャーも、映画版とはまた違ったデザインで、とても洗練されていてカッコ良かったです（まるでメタルギア・ソリッドみたい）。メイおばさんの初期デザインは決定稿とは随分と違ってたり、キングピンも当初のデザインはもっといかつい男だったりと、ゲームをプレイしてから本書を見ると、興味深い発見があって楽しめます。 是非、本書の邦訳版を出して欲しい！と願っていますが（というか、絶対どこかの出版社が出してくれそうな気がする！）、私のように邦訳版まで待てない！という方には、是非お薦めします。美しいコンセプトアートの数々を眺めながら、ゲームの世界観に酔いしれて下さい♪