🛠️ Build history, paint your passion!
The Airfix X2108 is a 1/72 scale plastic model kit of the British Air Force Supermarine Spitfire Mk.5c, featuring 73 parts for detailed assembly and painting. Ideal for hobbyists seeking an authentic and customizable aviation model experience.
A**ー
重武装スピットファイア
エアフィックスは2008年に1/48でMk.Ⅰをリリースして以来、数年毎に新金型で精力的にスピットファイアをリリースしていますが、本製品はその最新作です。型式はスピットファイア最多量産型のMk.Ⅴですが、その中でも少数しか生産されなかったCウイングをキット化したのは良いチョイスです。Cウイングは20㎜機関砲を四門装備可能とした重武装型ですが、小柄なスピットファイアには20㎜機関砲四門は重すぎたので実際は外側の機関砲を外した場合が多く、機関砲四門は空戦より地上攻撃任務で装備される場合が多かったみたいです。エアフィックスのスピットファイアは基本的には良い出来ですが、細部に何かしら問題点のあるキットが多く、本キットも先発レビューでも指摘されていますが問題点がいくつかあります。ひとつは機首上部のバルジの間違いで、具体的には機首右側にある小バルジふたつのうち大きい方の位置が間違っています。気になるなら少し後ろの位置に移設して、ついでに省略されているそのすぐ上にあるエアスクープを追加すると完璧でしょう。機首上部にある燃料キャップのモールドがないので、これだけは是非追加したいです。翼端灯が省略されているという指摘がありますが、実はよく見ると主翼に埋没しかかっていますが翼端灯のモールドはあります。しかしキットのままでは存在感がなさすぎなので、私はパテで肉盛りして多少強調しておきました。他には特に大きな問題はなく、プロポーションは良好ですし、コクピットもこのスケールでは充分な出来、脚収納庫は傾斜のついた側壁をきちんと再現していてポイント高いです。篏合は良好なので組み立て易く、パテの使用も最小限で済みます。他レビューで言うほど主翼と胴体の合わせは悪くなく、作ってみると主翼下面側に僅かな隙間が発生しただけでした。プロペラは二種入っていて、パーツC1がデハビランド、パーツC4がロートルで、Mk.Ⅴではロートルが大部分を占めます。排気管も二種入っていますが、どちらもフィッシュテイルタイプでヒーターダクトの有無が違うだけです。このダクトは排気熱を機銃へ導き、凍結による不発を防ぐ為のものですが、アフリカ戦線などでは外した場合も多かったみたいです。Mk.Ⅴのキャノピーは時期により相違が見られますが、本キットには後期に用いられたものが入っています。キャノピーの形状は悪くありませんが、分厚くレンズ状態なので、キャノピーを閉状態で作るとコクピットがほとんど見えないのが残念です。アクセサリーには90ガロンスリッパ型増槽が付属しますが、この増槽は飛行中の投棄は不可能でした。キャブレターインテークの防塵フィルターはMk.Ⅴではボークスとアボーキーの二種が用いられましたが、キットに付属するのはボークスだけでアボーキーは入っていませんが、Mk.Ⅴcでアボーキーが使われた例はほとんど見られません。主脚はエアフィックスのお約束通り飛行状態としても組む事が可能で、パイロットフィギュアも付属します。付属するマーキングは、アメリカ陸軍航空隊の31ファイターグループと南アフリカ空軍のNo.2スコードロンの二種で、本家イギリス空軍は入っていませんが面白いチョイスです。他レビューでラウンデルの赤がオレンジ過ぎるという指摘がありますが、南アフリカ空軍のラウンデルは赤をオレンジ色にして識別していたのでオレンジ色が正しいのです。デカールは上質なカルトグラフ製ですが軟化剤にはけっこう敏感なので、強力な軟化剤の使用は控えた方が無難です。他レビューでは厳しい評価もありますが致命的なミスはなく基本形は良好なので、Mk.Ⅴcという珍しいモデライズも相まってお薦めに値する良いキットだと思います。
A**ー
兼年のエアフィックスは、クオリティが高く、価格が安い!
最近のエアフィックスの製品らしく安価で作りやすそう。他社がⅤb型が多いなか、Ⅴc型なのも貴重。
S**I
新金型
以前発売されていた”Mk.Ia”、"Mk.Va"のパーツ替えではなく、胴体含め新金型です。そして今回は使わない切断翼のパーツも入っています。只、ラウンデルの真ん中の赤がオレンジに振り過ぎかなという気はします。
激**ー
エアフィックスらしくないスピットファイア
. エアフィックスから新たに1/72スピットファイアMk.Vcが登場しました。先代の2010年発売Mk.Iaベースではない、完全新金型のキットです。 実際に使う部品は60個ほど。手のかかる段差や隙間はなく、胴体の凹線もシャープ、素人目には外形的な不満もありません。コクピットも先代よりリアルで、1/72でキャノピーの開閉を選べるのも嬉しい。でも乗降部の縁を削り取らないと閉状態に出来ず、何よりキャノピーが歪んで見えるのが気になりました。カウリング小バルジ類のレイアウトミス、キャノピー前方の燃料注入口、翼端灯の省略なども今どき信じがたい。 選択部品として、プロペラ、スピナー、排気管が2種類ずつ、スリッパタンク、座像パイロット、格納状態の主脚入り。もちろんボークスフィルターなしにも作れます。ホイールは5穴だけです。デカールは細かいステンシルも印刷され、ラウンデルの色ズレも見られません。 期待して2個も買った私は脱力感が大きく、士の字にしたところで処分してしまい、残りは部品取りに使うことにしました。先代の方が良かったです。中途半端なレビューでごめんなさい。
A**ー
細かいミスはあるが1/72の前期マーリンスピットの中でシルエットが特にいい
1/72の前期マーリンエンジンを積んだスピットファイアのキットはかなりの数存在しますが、このキットは完成形のシルエットの良さが魅力だと個人的には感じています。組みやすさやパーツの嵌合はそれなりで、ディテールの再現などを含めたプラモデルとしての完成度は中の上くらいの位置づけです。しかし、細かい欠点もあるのでその点は作る際に気を付けたほうが良いと思います。エアフィックスは少し昔に前期マーリンのスピットファイアの内、A翼を搭載した機体をキット化していますが、それはスジボリが深くて角がぬるく、機首の形状に難ありのキットでした。しかし、パッケージによっては極初期のスピットに搭載されていた2翅ペラや上や左右にふくらみのない風防が入っているため、貴重でした。今回のVcパッケージには特に貴重な部品が含まれているといったメリットはありませんが、完成形のシルエットはやはり特筆に値します。具体的には、機首の形状や胴体から方向舵に繋がるラインがしっかりくびれているなど、他キットでは見過ごされがちな部分のシルエットの再現がうまくできています。機内の再現も程よく、精密さを出そうと無駄にパーツ分割をして組みにくくなっているといった欠点も特にありません。一方、外側のディテールに関しては全体的にあっさり目で、ディテールの再現は基本パネルラインのみです。よく色々なキットで見かける、メンテナンスハッチにのみビス表現があるといったことも、機首のカウリング回り以外ありません。この点はパッと見チープな印象を受けると思うので好みが分かれるでしょう。また、キャノピーは透明度が高く好感が持てますが、線傷が入っている個体がそこそこあります。程度は光に充てた上で角度を調整し、よく目を凝らして初めて気づくレベルのものなので気にならないと言えば気になりませんが一応。他にも、マルコムフードの丸みを再現しようとした結果なのかキャノピー越しに機内を見ようとすると像が歪みます。許容できない方は購入を見送るかキャノピーを自作なさるのが吉です。更にキットには開状態閉状態を選択できるようにそれぞれパーツが含まれているものの、開状態のキャノピーが分厚すぎて本来のシルエットからかけ離れているので、かなり印象が悪いです。開状態で作りたい方は要注意です。そしてこれは本当に細かい部分ですが、アッパーカウルについている小バルジが何故か左右対称になっています。本来は左右非対称です。そして操縦席から見て右側のアッパーカウルにはエアスクープが付いているはずですが、その再現もありません。バルジの間違いはまだしも、エアスクープは目立つポイントですので作る際は再現するほうが良いと思います。主翼と胴体の合いも良くありません。致命的なほどではありませんが、そのまま組むと確実に隙間が出来るので対処が必要です。主脚カバーも分厚いので、スケール感を気にする方は必ずアフターパーツに置き換えるか削るかしましょう。と、このように細かな欠点をたくさんあげつらいましたが、正直それは些末な問題です。とにかく完成後のシルエットがとてもいいので、興味があれば組んでみてください。
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